本のご紹介
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白い牛をおいかけて_新装改訂版
トレイス・シーモア 文 ウェンディ・アンダスン・ハルパリン 絵
三原 泉 訳
本体1,500円(税別)
上製本/32頁/275×214mm
ISBN978-4-902257-46-5
このケンタッキーのどこかには、白い牛がいる。
だれもつかまえられない、白い牛が……。
父さんにも、マシューさんにも、おじいちゃんにも、つかまえられない牛。
きっとわたしが、つかまえてみせる!
にげだした一頭の牛をめぐる、
男たちのゆかいなドタバタ振りと、
少女のみずみずしい語りが魅力の絵本。
(小学初級から)
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● 海外の書評より
おだやかなユーモアと絶妙な文章、そして繊細なイラストがすばらしい絵本!──ニューヨーカー誌
あれこれ思いをめぐらし、声に出して何度も読みたくなる、すぐれた物語──スクール・ライブラリー・ジャーナル誌
何度も読み返したくなるような、こころよい響きと魅力にあふれている──パブリッシャーズ・ウィークリー誌
● 著者紹介
トレイス・シーモア(Tres Seymour)
1966年、アメリカ・ケンタッキー州生まれ。国立公園の森林監視員として働いた後、児童書の作家となる。南北戦争を舞台に、戦争反対を静かに唱えた絵本「We Played Marbles」が高く評価されている。ほかに、10代に向けた読み物「Life in the Desert」、絵本「Pole Dog」(David Soman 絵)など。ケンタッキー州在住。
ウェンディ・アンダスン・ハルパリン(Wendy Anderson Halperin)
イラストレーター・絵本作家。本書『白い牛をおいかけて』で、アメリカ図書館協会およびニューヨーク公共図書館の年間優良児童図書に選ばれる。ほかに「小石通りのいとこたち」シリーズ全5巻(シンシア・ライラント 文 偕成社)、『わたしたちのたねまき』(キャスリン・O・ガルブレイス 文 のら書店)など。
https://wendyhalperin.com
三原 泉(みはら いずみ)
1963年、宮崎県生まれ。出版社勤務を経て、英米児童文学・絵本の翻訳家に。『てぶくろがいっぱい』(偕成社)、『手と手をつないで』『なみのむこうに』(BL出版)、『ありがとう、アーモ!』(鈴木出版)、『北極の宝もの』(あすなろ書房)、『わたしねこがかいたいの』(岩崎書店)など、訳書多数。
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