本のご紹介

うまれて そだつ
わたしたちの DNAと いでん

ニコラ・デイビス 文 エミリー・サットン 絵
越智典子 訳 斎藤成也 監修

本体1,500円(税別)
上製本/33頁/288×248mm
ISBN978-4-902257-41-0

すべての生きものは、うまれて、そだつ。
植物も、動物も、そして人間も。
でも、どうやって?
心配しなくても、だいじょうぶ。
わたしたちはみんな、「どうやって?」を教えてくれる「設計書」をもっているから!

どういうことかって?
さあ、この本をひらいて、DNAのふしぎにふれてみよう!

DNAと遺伝について、楽しく伝える科学絵本。

 

 

● 著者紹介

ニコラ・デイビス(Nicola Davies)
ケンブリッジ大学で動物学を専攻。英国放送協会(BBC)で自然科学番組の制作にたずさわり、児童書も数多く発表している。絵本に『やくそく』『空の王さま』(以上、BL出版)『ちいさなちいさなめにみえないびせいぶつのせかい』『いろいろいっぱいちきゅうのさまざまないきもの』(以上、ゴブリン書房)、読み物に『ゾウがとおる村』(さ・え・ら書房)など。
ホームページ http://www.nicola-davies.com

エミリー・サットン(Emily Sutton)
イギリスの画家。子どもの本の挿画や、テキスタイルデザインなどで活躍中。絵本に『人形の家にすんでいたネズミ一家のおはなし』(徳間書店)『ちいさなちいさな』『いろいろいっぱい』『テオのふしぎなクリスマス』(以上、ゴブリン書房)などがある。
ホームページ https://emilysutton.co

越智典子(おち のりこ)
1959年、東京生まれ。東京大学理学部生物学科卒業。在学中にエジンバラ大学動物学科に留学。出版社勤務を経て、作家となる。おもな作品に『ピリカ、おかあさんへの旅』『ほら、きのこが…』「ラビントットと空の魚 全5巻」(以上、福音館書店)『いのちのなぞ 上・下』(朔北社)『完司さんの戦争』(偕成社)などがある。

斎藤成也(さいとう なるや)
1957年、福井県生まれ。東京大学理学部生物学科卒業。国立遺伝学研究所教授。東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻教授。人間の進化を、DNAのゲノム情報の解析を中心に研究している。著書に『核DNA解析でたどる 日本人の源流』(河出書房新社)『ラリルレロボットの未来』(太田聡史との共著 勁草書房)など。