本のご紹介

チャルーネ

ホーコン・ウーヴレオース 作
オイヴィン・トールシェーテル 絵
菱木晃子 訳

本体1,400円(税別)
上製本/133頁/180×130mm
ISBN978-4-902257-36-6

ルーネは、半年前に引っ越してきた男の子。
しつこくからんでくる、年上の3人組にうんざりしている。
パパは、いつもたずねる。「だいじょうぶかい?」
ルーネはこたえる。「だいじょうぶだよ」
でも、ほんとうは……?
ある日、地下室で、茶色いペンキを見つけたルーネは、とっておきの仕返しを思いついた!(小学中級から)

ノルウェー児童書新人作家賞
北欧理事会児童青少年文学賞
オランダ・銀の石筆賞 受賞作

 

 

●著者紹介

ノルウェーで出版されたこの本は、主人公とおじいちゃんの心温まる会話、物質的には恵まれているのにどこか物足りない親子関係、友だちへの共感、いじめと仕返しの連鎖といった子どもの日常風景を、ユーモアとファンタジーをまじえながら描きだし、国内外で高い評価を得ました。
日本の皆さんにも、チャルーネことルーネの物語をいろいろな角度から味わっていただければ、訳者としてとてもうれしく思います。

●著者紹介

ホーコン・ウーヴレオース(Håkon Øvreås)
1974年生まれ。3作の詩集を発表後、2013年に本作『チャルーネ』(原題「BRUNE」)で児童書の作家としてデビューする。ノルウェー児童書新人作家賞(2013年)、北欧理事会児童青少年文学賞(2014年)、オランダ・銀の石筆賞(2015年)などを受賞し、一躍注目をあつめる。

オイヴィン・トールシェーテル(Øyvind Torseter)
1972年生まれ。ノルウェーを代表する絵本作家、画家。2012年『なぜイヌの鼻はぬれているの?ノアの箱舟のふしぎな話』(スティーブン・ケネス作枇谷玲子訳西村書店)で、ノルウェー文化賞最優良絵本賞を受賞。イタリアのボローニャ・ラガッツィ賞や、ドイツ児童文学賞を受賞するなど、国際的な評価も高い。

菱木晃子(ひしきあきらこ)
1960年、東京生まれ。北欧の子どもの本の翻訳家として活躍。おもな訳書に 『ニルスのふしぎな旅』『バレエをおどりたかった馬』(福音館書店)『おじいちゃんがおばけになったわけ』(あすなろ書房)『ぼくのあかいボール』(BL出版)、著書に『はじめての北欧神話』(徳間書店)などがある。