本のご紹介

第61回(2015年度)青少年読書感想文全国コンクール課題図書小学校高学年の部(5,6年生)

ちいさな ちいさな
めに みえない びせいぶつの せかい

ニコラ・デイビス 文 エミリー・サットン 絵
越智典子 訳 出川洋介 監修

本体1,500円(税別)
上製本/34頁/288×248mm
ISBN978-4-902257-30-4

わたしたちの身のまわりにいる、目にみえない、ちいさな、ちいさな生きもの──微生物。
その存在と、わたしたちの暮らしとの関わり、自然界での大きな役割を、子どもたちにわかりやすく伝えるイギリスの科学絵本です。

この本は、子どもたちがスムースに、目に見えないちいさな生き物の存在を理解していけるよう、よく配慮された作品です。科学的な面も十分に正確で、かつ、わかりやすく、親しみやすく微生物の紹介がされています。
監修者/筑波大学生命環境系 出川洋介(菌類学)

 

●著者紹介

ニコラ・デイビス(Nicola Davies)
ケンブリッジ大学で動物学を専攻。くじらやこうもりをはじめ、さまざまな野生動物の研究をおこない、英国BBCでの自然科学番組の制作や、子ども向けの本の執筆などで活躍している。絵本に『やくそく』『北極熊ナヌーク』(以上、BL出版)『びっくりどっきり寄生虫だれかが、きみを食べている』(フレーベル館)、読み物に『ゾウがとおる村』(さ・え・ら書房)などがある。英国ウェールズ在住。
ホームページ http://www.nicola-davies.com.

エミリー・サットン(Emily Sutton)
エジンバラ芸術大学卒業。繊細なタッチの水彩画や版画、本の装画などで注目をあつめる、新鋭のイラストレーター。英国ヨークシャー在住。
ホームページ http://www.emillustrates.com.

越智典子(おち のりこ)
1959年、東京生まれ。東京大学理学部生物学科卒業。出版社勤務を経て、執筆活動に入る。絵本『ピリカ、おかあさんへの旅』(沢田としき・絵福音館書店)で、平成19年児童福祉文化賞を受賞。ほかに、絵本『ここにも、こけが』(伊沢正名・写真)、創作読み物〈ラビントットと空の魚〉シリーズ(以上、福音館書店)、科学読み物『いのちのなぞ上・下』(朔北社)、翻訳『アラビア数学奇譚』(白揚社)などがある。

出川洋介(でがわ ようすけ)
1968年、神奈川県生まれ。筑波大学生命環境系助教。神奈川県立生命の星・地球博物館学芸員を経て、現職。同大菅平高原実験センターにて、菌類の研究をおこなう。菌類の魅力を楽しく紹介する入門書として、『野外で探す微生物の不思議 カビ図鑑』(細矢剛・勝本謙との共著、伊沢正名・写真 全国農村教育協会)がある。