本のご紹介

<佐藤さとる幼年童話自選集>
第3巻 百番目のぞうがくる

佐藤さとる 著

本体1,500円(税別)
上製本/232頁/A5変型判
ISBN978-4-902257-02-1

グラー、グラー、ばんざあい。テントじゅうのぞうが、いっせいにさけびました。らっぱが高くひびきました。(「百番目のぞうがくる」より)

ファンタジー文学の第一人者、佐藤さとるが
自ら編んだ、初めての幼年童話集。
読みがな付きの、大きな活字なので、小学初級から楽しめます。読み聞かせにもおすすめ!

● 収録作品

・かえるのアパート(挿絵 田中清代) ・カラッポの話(挿絵 どいかや)
・四角い虫の話(挿絵 かわかみたかこ) ・マコトくんとふしぎなイス(挿絵 田中清代)
・かわいそうなまいご(挿絵 しんしょうけん) ・いじめっ子が二人(挿絵 田中清代)
・友だち(挿絵 かわかみたかこ) ・ねこのぼんおどり(挿絵 どいかや)
・百番目のぞうがくる(挿絵 かわかみたかこ)

● 神宮輝夫氏(青山学院大学名誉教授)より

佐藤さんの童話は、私たちのふつうの生活が、突然おもしろくて不思議な時間や場所に変わってしまいます。 それが物語の魔法です。(本書帯掲載)

● 著者紹介

佐藤さとる(さとう さとる)
1928年、神奈川県生まれ。『だれも知らない小さな国』刊行以来、ファンタジーの第一人者として活躍。59年『だれも知らない小さな国』(講談社)で毎日出版文化賞など受賞。66年『おばあさんのひこうき』(小峰書店)で野間児童文芸賞など受賞。88年一連の創作活動に対し、巖谷小波文芸賞受賞。「コロボックルシリーズ」(講談社)、「赤んぼ大将シリーズ」(あかね書房)、『随筆集 だれも知らない小さな話』(偕成社)など著書多数。
公式ホームページ http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/2949/

● 読者からの声

小学2年生の子どもに、クリスマスプレゼントで買いました。佐藤さとるさんのファンだったので、本屋で見つけたときは興奮しました。(34才 女性)